鳴門の案山子総受文章サイト
オレンジ色の影[2] 【サスケ×カカシ】
何度も脳裏で繰り返される、カカシと過ごした他愛ない時間。
目を閉じると、いつも見上げていた背中が、質感のない映像のように再現される。寝袋の中で、何度目かの寝返りをうつ。
「眠れないのかい」
水月が、珍しく声をかけてきた。
「いや。眠くないんだ」
期待していなかった返事にびっくりした水月は、曖昧に頷いて、
「明日はもう少しペースを落とそうよ」
と言った。そんな気は毛頭無かったが、サスケは「ああ」と言った。
アンタなら、そう言ったよな。
いたわりを、いたわりとして受け取る強さ、アンタにはあったよな。
そして満点の星を見あげて、記憶のページを繰る。
あの日も、こんな綺麗な星空だった。
◇
「疲れたか?」
そう言ってカカシが不意に振り向く。ナルトもサクラも、とっくに分かれた道の向こうに帰って行った。
まだ残っている夕日の欠片が、カカシの銀髪を俺ンジに染めている。その色に目を奪われたまま無愛想に返事をする。
「別に」
そう応えた時までは、その日が特別な日になるなんて思いもしなかった。
「そうか。でも、ちゃんと身体を休めるんだよ」
そう言って、そのまま街の中に歩き去って行った。
その後ろ姿を見つめる。
自分たちが生きる殺伐とした世界が、今だけ、この穏やかな街の喧騒に包まれる。
この人に、何度、馬鹿な告白を繰り返したろう。
穏やかな、晴れた春の日も。
蝉が五月蝿い白い雲の日も。
雷鳴がうるさいあの日も。
何も無い、何も手にしていない俺にとって、できることは、恐れることなく自分の思いをぶつけることだけだった。そのひたむきさに、カカシの、大人であるがゆえに鈍いであろう感性が反応するのを待つだけだった。
実際、流されるように、身体を繋いだことが一度だけあった。
滝のように降る雨と、空間を切るように叫ぶ雷と、すべて脱ぎ捨てて、俺を挑発するカカシの白い裸身。
挑発?
いや、違う。
俺が、カカシを追い詰めて、そうせざるを得ない状況に陥れたんだ。
でも、結局、お互いに酷く傷ついて、激しく後悔しながら、それでも、俺は一歩進んだという錯覚に、息継ぎするようにすがりついた。
もちろん、進んでなんかいなかったし、後退ですらなかった。
俺たちは、壊してしまっていたんだ。
誰に気づかれる事もなく、仲間ですら、俺たちのことを知らず、俺とカカシは壊れた関係を身体の奥に閉じ込めたまま、任務に自分たちのすべてを向けた。
『忘れる』という意味について、俺がこだわりはじめたのは、多分、この頃からだと思う。
屋根の色が、俺ンジ色に輝いて、もう、太陽は今日の役目を終えたばかりだ。東を見て、濃くなりつつある夜の藍色に息を吐く。サスケも、そのまま家に向かおうとして、ハッと身構える。
別な気配が、カカシの去った方に、流れるように動いたのを感じたのだった。一般人もいるから、気配を絶つのは不自然と判断してのことだろうが、
「油断しすぎだぜ」
と、サスケは、その気配を追った。
微妙に時間をずらしながら追い、カカシのアパートに着く。その2階の端にあるドアを遠くから見る。
人影を認めた。
脳天気にドアの前に立つ男と、内側から開かれたそのドアの様は、サスケの知らないカカシの時間だった。
とうに日は落ちて、濃い藍色をした空の下、こんな気持ちじゃなきゃ、暖かく感じるだろうアパートの窓の小さな俺ンジを、サスケは黙って見上げていた。
足下を風が吹き抜ける。
身震いして、一瞬目を閉じたら、
「いつまでソコにいるんだ?」
と、声をかけれらた。
気づくと、目の前にカカシが立っている。相変わらずのスタイル。ベストは脱いでいたが、それ以外、いつもと全く同じ体裁。隠した顔も。
「あ・・・・俺・・・・」
いつの間にか寝てしまったのか?
電柱に寄りかかったままの冷えた身体は固まっていた。それは、過ぎた時間が、瞬きの一瞬ではないことを物語っていた。
「幻術か、くそっ!!」
「ちゃんと休めって言ったでしょ」
街の方を見る。僅かに見える街頭の時計が、2時間以上も針を進めている。身体の奥底から、猛烈な怒りが湧いてきた。
つけられてることを知って(もとより気づかれずにやれる自信はなかったが)、誰かとの時間を過ごす事を見せつけておいて、幻術で軽くあしらう。
「フン、アンタは休んでたのかよ?」
この切り返しで、カカシの動揺が得られると思ったサスケは、カカシを見上げる。そして、その表情になんの動揺もないのを見た。
「休んでたよ」
「なっ・・・・嘘・・・・」
「嘘じゃない。お前にかけた幻術が解けるのを待ってたんだ」
そのカカシの言い方で、さっき足下を吹いた風が、幻術が解けるきっかけになったのだと気づいた。
「自然に解けるのを待ってたって?なんだよ、それ。だいたいなんで俺に幻術なんて かけてるんだ?」
そのとき、初めて、カカシの顔に感情が表出した。困ったような、鼻がツンとしたときのような、ちょっと悲しそうな顔だった。そして、
「俺にだって、考える時間は必要だ」
と、そう言った。そのカカシの空気に押されて、つかえながら言い返す。
「だ・・・・誰だよ、あれ。部屋に入れたんだろ?もう帰ったのか?」
「なんでそんなこと聞くんだよ?」
お前に関係ないと一刀両断されると思った質問は、やんわりとしたキャッチボールを許されたようでちょっとだけ、安心する。
「理由なんてない」
「・・・・誰も入れてないよ」
「嘘つけ、見たぞ」
「お前さ、意外と」
「?」
「図々しいよな」
今度は、どんな表情をしてそんなことを言うんだろうと思って、暗い中、見つめる。
笑っても、迷惑そうでも、怒ってもいない。
諦めを含んだ、しかし優しい顔だった。
「カカシ・・・・」
「来い」
そう言って、背を向けると、安っぽい階段を静かに上がっていく。
カカシは何を諦めて、俺を部屋に入れるんだろう。
何かを諦めないと、先に進めないのか?
カカシ・・・・
ドアを開けて、カカシが先に入る。
続けて入ったサスケは、すぐに自分の勘違いに気づいた。暗く淀んだ室内の空気に、来客があったような気配は微塵も残っていなかった。
「誰も入れてないのか・・・・」
「だから、そう言ったろ」
「だって、気配がしたし、ドアを開けて・・・・」
カカシが笑う。
「感覚が研ぎ澄まされると、人格が分離するような感じになること、あるよ」
「は?」
「それたぶん、全部、お前自身の気配だよ」
「はあ?」
凄いよね、訓練された人間の感覚ってさ・・・・・
言いながらカカシがベッドに腰掛けた。スプリングが微かに軋んで、サスケはあの日の夜を思い出しかけた。
「ありえねえ・・・・。タイムラグまで生じるってのか?」
「そうだよ」
確かに、いつも感じるような他者の気配とは違う感じはしていた。
「酷いのになると、自分と戦っちゃう奴もいる」
聞いたことはある。それらは、単なる発狂で済まされるパターンなんだろう。そんな自分の様子に、カカシが心配して、ということなんだろうか?
「そうか。悪かったな」
「別に」
座れと、カカシが横を指す。サスケは言われるまま、ベッドに腰掛けた。どちらともなく、インターバルの息を大きくつくと、
「俺をどうしたいの?」
いきなり、カカシがそう言う。
「前から、好きだって・・・・いってるだろ」
かろうじて、気持ちの正直な吐露には成功した。
あの、俺を滅茶苦茶にした嵐の夜以来の、初めての告白だった。
「俺、落ちちゃってさ、お前と・・・・あんなことして」
カカシも前を見たまま言う。カカシにそう言われて、初めて、俺は、自分が傷ついた理由を知った。
自分の気持ちを押しつけ、カカシを傷つけたことが、翻って俺自身を傷つけていたことに。
「悪かった・・・・」
「サスケのそういうところがダメだな」
「どうして?」
「こういう場合、俺が謝るのが普通だろ?それなのに、そういうことを全部引き受けるからなぁ、お前」
「先生面すんなよ。俺たち、普通じゃねえのに、普通とか、意味なくね?」
カカシが苦笑する。
「アンタの事・・・・知りたいだけだ」
「・・・・・」
サスケの絞り出すような声に、カカシも黙る。
そして、つぶやくように言った。
「もう、お前も下忍だ」
「え・・・・あ、ああ・・・・」
「いいよ」
「・・・・え?」
「お前、俺と同じ匂いがする」
「・・・・・」
「こんな事は、お前のなんの枷にもならない」
それはサスケに言っているようで、しかし、カカシの視線は確かに自分の内側を見ていた。
「2時間も時間、もらったしな」
そう言って、サスケに、その見えている右目だけで笑いかける。
我慢できなかった。
任務のままのほこりっぽいカカシの身体に抱きつく。
「顔が・・・・見たい」
するとカカシがおかしそうに笑った。
「俺の顔、忘れた?」
「俺好みの顔だった事は覚えてるよ」
言いながら、覆面に指をかけた。カカシは、まっすぐこちらを見たまま動かない。
「それを確かめるだけ・・・・だ」
カカシの顔が現れた。
「お前の好きな顔だった?」
「いやそんなんじゃない」
「・・・・どうなんだ?」
「俺の一番大事な人だ」
突然のセリフにカカシが止まる。
「この衝動に意味なんてあるのか?」
「サスケ・・・・」
「好きで好きで・・・・それ以外ない」
「どうして、お前はそう、茨の道を行きたがるんだ?」
「じゃあ、上手い生き方なんてあるのか?カカシ」
サスケを見るその瞳に、問いただすように、ゆっくりそう言う。
「・・・・知らない・・・・」
「ないんだよ」
「どうしてお前は・・・・」
「誰にどう見えても、一番楽な生き方なんだよ、これが」
サスケの唇が、カカシのそれに触れる。
「今の連続でいい。俺の好きなモノと衝動で満ちた今という瞬間の連続でいいんだ」
「お前・・・・」
「先の先まで考えて、結果、ハッピーどころか落ち込んでるアンタを見れば、そんな生き方は損だと、いい加減わかるよ」
カカシがまた諦めたように笑んで、サスケはさっき見た、同じ表情のカカシを思い出す。
諦めたのは・・・・
サスケも笑んで、カカシの胸に顔を埋める。
諦めたのは、欺瞞に満ちたフツーの生活。
諦めたのは、生きている実感を放棄する体裁だらけの生き方。
両腕に力を込めて、愛おしい感情のままに抱きしめる。
幻術に呆けたように寝ていた2時間に感謝した。
カカシにそう言うと、パチンと鼻の先を弾かれた。
「ばか、サスケ」
「え?」
「俺が、たった2時間で心を決められるわけ、ないだろ?」
お前と同じだけの時間、費やしたよ。
そう言って、サスケの髪に指を絡ませた。
風が、ガタついたドアを揺らし、外の寒さが聞こえるようだ。
サスケは、横に寝るカカシの銀髪を掻き抱き、その体温をひたすら感じて、逃すまいとした。カカシもその腕を伸ばしてサスケの髪に触れる。
「もう、不安なんだろう?」
そうズバリ言い当てられて、サスケは言い返せない。
「人間て、欲張りだね」
そう笑うカカシは、やっぱり俺より大人なんだろう。
「でも、もう一人じゃないからね」
「え?」
「二人でがんばればいいだろ?」
あ・・・・・
失ったはずの感覚がよみがえる。
いつの間にか、ずっと一人だと思っていた。
「そんなこと・・・・考えたこともなかった・・・・」
道がすっと開けたような開放感が、身体に満ちる。
サスケは、はじめて、年上のカカシを庇護したいような気持ちを感じて、抱きしめる腕に力を込めた。
◇
東の空にうっすらと赤みが差す。
サスケは横たわったまま、その色を眺める。
恋人同士のような、甘い感傷は、あの日だけだった。
大蛇丸の動向に、復讐の可能性を感じた俺は、すべてを捨てた。
カカシとの最後の会話は、甘くもなんともない、年長者としての説教と、それに逆らう場馬鹿なガキの代物だった。
でも、それでいい。
俺の心を、常に占めているカカシ。
たぶん、俺のことを常に考えているであろうカカシ。
それだけでいい。
かっこいいことなんて、いくらでも言える。
相手に尽くす行為も、パートタイムなら、誰にでもできる。
でも、何をしていても、誰といても、極言すれば、誰と寝ていても。
俺が考えるのは、唯一、アンタだ。
それだけが真実だ。
やめようと思っても、忘れようと思っても、考えてしまう俺の真実。
東にカラスが数羽飛び、サスケは軽く息を吐く。
息は、白く空(くう)に散り、太陽の輝線にきらめいた。
終わり
◇
「なるほど・・・・かなりいい線いってるな」
ヤマト隊長が遠くを見ながらそう言った。その目には、涙すら浮かべている。結局、「乙女チック」にやられちゃってんじゃん(笑)。
「ふん、えらそうに言ってんじゃねえよ」
そう言うサスケも、自分の妄想ながら、声を微妙に震わせてちょっと泣きそうな感じだ。
おいおい『大人』の対決はどうしたよ?!
エロなんて微塵もねーじゃん!!(ナルトはがっかり)
なんなんだよ、この二人!!
すっげー似てんじゃねえの、もしかして!!
「よかったわ、サスケくん」
そう言うサクラちゃんも、瞳が心なしか潤んでいるような・・・・・。この場合、サクラちゃんの瞳が潤んでいることのほうが、大事件に該当するんだろうな。
でも、俺はあくまで、スタンス、サクラシストだから、講義口調じゃないサクラちゃんは、やっぱり可憐に見えちゃうんだよね(喜)。
・・・・・って、おい、まさか、今の妄想で、サスケを惚れ直したとか言出すんじゃないだろうな。
確かに、愛が溢れる切なさだったけどさ。
「本当に愛してるんだね。一途だよね・・・・」
「サクラ・・・・・」
サスケもサクラちゃんのウルウルに気づいたらしい。
「素敵だったわ」
「あ・・・・ああ・・・・」
そして、うっとりするような遠いところを見るようなまなざしで、サクラちゃんが続けた。
「報われない片思いの産物、本当にお疲れ様でした」
ぶっ!!
サスケが盛大に吹いた。
つまりは、哀れみのウルウルだったわけね。さすがはサクラちゃん、安心したよ。
「さ、次は誰かしら?」
切り替えが早いサクラちゃんがサクサク進める。
俺は、当然のようにヤマト隊長を見た。と、なぜか、隊長もこっちを見ている。
「流れ的にはヤマト隊長だってば?」
「いや、そうなんだけど・・・・」
そう言い淀んで、また俺の顔を見る。
「気色悪いな、ヤマト」
サスケが言い放つ。おい、はっきり言い過ぎだろ。俺もそうは思っていたけどさ。
「実は、ナルトに頼みがあるんだ」
「へ?俺?」
「ああ」
決心したように隊長が言って、理解できない俺は助けを求めてサクラちゃんを見た。
「隊長、どういうことですか?」
「ほら、あの時みたいに、ナルトとコラボれたらいいなあってさ・・・・」
あの時?
コラボ?
何のこと?
「ナルト、なんだよ、こんな奴とつるんでカカシになんかしたんじゃねえだろうな?」
「ば・・・・ばかっ!!何、言い出すんだよ!!しらねえよ!!」
俺は、状況が読めていないにも関わらず盛大に否定するという、浮気がばれた男みたいな反応をしてしまった。一番まずい反応だ。
「あの時、ボクとやっただろ、ナルト!!」
うげっ!!!何言い出すの、この人!!
「やった?犯った?」
サクラちゃん、音声だけではわからない変換は止めて!!
「な、なんだってば、隊長。俺、全然思い出せないっつーか、そんな事実あったっけ・・・・?」
「うん。ほら、あの、颶風水禍(ぐふうすいか)の術」
「「「さっさっと、そう言え!!!」」」
「もう、びっくりするじゃないですか。つまり、妄想でナルトとコラボしたいってこと?」
「ああ」
すんでの所で出かかったサスケの雷切りを抑えながら、俺は隊長に頷いた。
「いいよ、隊長。そういう事なら。前の会議で、サクラちゃんと隊長がやったみたいな感じだよね」
サスケがフンと鼻を鳴らす。
「情けねえな。誰かと一緒じゃねえと、カカシをかわいがることもできねえのか」
挑発されて、どんな反応をするんだろうと隊長を見たが、驚いたことに黙している。
「あら、隊長・・・・どうしたんですか?反撃しないの?」
ストレートだなぁ、サクラちゃん。頼もしい。
「いや・・・・・その・・・・」
「きしょいってんだろうが、さっきから!!」
↑コレ、サスケね。
「ああ。でも、今回ばかりは、サスケの言うとおりでね」
「ああ?」
サスケの言うとおり?
・・・・・誰かと一緒じゃないとカカシ先生を可愛がれない・・・・・って?
ということは・・・・ホントに?
「3Pか?」
サスケが吐き捨てるように言う。
「・・・・ああ、そうだよ」
「ゲスが」
「何とでも言ってくれ。サクラに教育されたからな。ボクの妄想にケチはつけさせないよ」
妄想に於いて、開き直りほど最強の武器はない。
しっかし、俺と、ヤマト隊長とで、カカシ先生を?!
うは~・・・・・聞いただけでそそられるシチュエイションだな。
「ちょっと待って隊長」
サクラちゃんが鋭く切り込む。
「もしかしたら、ただの3Pじゃない・・・・んじゃない?」
見下したような目差しだったサスケも、その切り込みで、目つきが変わった。ほんっと、わかりやすいんだよ、
サスケってばよ!!
「・・・・・・・・」
しかも、答えねえぞ、隊長!!
「言えよ、ヤマト!!」
あ、必死だ、サスケ(笑)・・・・
「いや、ダメだ。まずは、作戦会議の時間をもらうよ。・・・・ナルト!!」
隊長は俺を呼ぶと、あろうことか、いきなり四柱家の術を放った。轟音と共に、空間認識を狂わせるような木造建築が目の前に現れる。落下してくる教室の屋根の残骸を避けて、中に入ると、俺は隊長に言った。
「・・・・ここ、教室だったってばよ」
「だって、これくらいしないと、入ってきそうじゃない、サスケ」
「この会議にどんだけ命かけてんだってば・・・・・」
忘れてるかもしれないけど、これ『妄想』の話だからね。ぶつぶつと言う俺の文句に、隊長が笑んで、
「わかってるよ。でも、妄想だって、人生に絶対必要だろ?」
と言った。
隊長・・・・・
なんか、この人の変な部分の純度の高さも、俺、気に入ってきちまったかも。
「じゃ、作戦会議といこうか」
「おっしゃあ!!」
続く・・・