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甘く潤んだそこを見ようとするオレを優しく牽制し、でも、先細りした綺麗な指の間から、光を集めて濡れた襞が覗いた。

サクラの手首を握って、それの守りをゆっくりと壊す。
煙るような淡い陰毛の下に、オレのモノになったサクラの初めての姿が現れる。
オレの愛撫に、濡れて、溢れて、充血して、今は、オレの不躾に近い視線を、黙って受け止めている。
かわいい・・・・
本気でそう思った。
抱きしめながら、指でまさぐって、サクラを喘がせたそこは、改めて見ると、繊細なガラス細工の様に開いている。陰鬱な曇天の光を集め、本当に壊れそうな何かだった。
そっと指を近づけ、柔らかい外側の襞を、さらにゆっくり左右にひろげる。
「っ・・・は・・あ・・」
サクラが息を詰める。湿った微かな音とともに、本当に花の様だった。
「綺麗だ・・・」
オレが嘆息とともに、口走る。
見られている事を改めて意識したのか、サクラの太ももに僅かに力が入り、腰がちょっとだけ引ける。オレはそうさせまいと、サクラの足を、自身の身体で押さえ、いきなり花に口づけた。
「ひっ!!」
サクラが短い悲鳴を上げる。
唇で陰唇を割り、中心を避けて舌で刺激した。
独特な、だが、心惹かれる甘い匂いがする。
本当に異性を引き付ける誘因物質というのはあるんだろう。
もちろん、忍術にはそれらを使った技もあることを知っているのに、こうして愛しい女を抱いていると、そんな頭の知識など吹っ飛ぶ。
これが術だったら、オレはあっさり殺されるだろうし、でも、サクラになら殺されていいと、本気で思っている。
ナルトでもできない事が、サクラにはできる。
オレがそれを許すというような事ではもちろんなく、純粋に、サクラだけができる・・・
女というのは、凄い存在だ。
溢れる愛液に鼻先まで濡らして、愛撫する。舌に滑らかな粘膜は、場所によって感じ方が違うようだ。
場所を確認するために、ちょっと中断して、もう一度、サクラのそこを見た。
もう、サクラは抵抗しない。
ゆるく足を広げて、顔を向こうに背けたまま、ゆっくり呼吸している。
指で初めて触った時は、その入り口を閉じていたのに、今はもう、ぷっくりと充血した大陰唇は、愛撫したままに、口を開いてオレを誘う。サクラの身体が、オレを受け入れる準備をしていることに、また、下半身が反応する。
その内側の小陰唇も、今は、くっきりと形を表し、二つの屹立した襞になって、下に流れている。
指先で、そっと二枚の小陰唇をまとめて、左の指でつまむ。
「んっ・・・」
サクラの吐息が聞こえる。
舌で舐めている時、外側と、この小陰唇の間が感じるようだったので、その合わせ目に右の指を差し込み、ゆっくり上下させた。濡れた音がして、襞が動く・・・・
「はっ、あ、ああ」
サクラの腰が震える。


【続く】